13年目 BIG3 ジノビリステップという変態プレイ を編み出した マヌ・ジノビリ
マヌ・ジノビリ(Manu Ginobili)
エマニュエル・ダヴィド・ジノビリ(Emanuel David "Manu" Ginóbili)
所属チーム | サンアントニオ・スパーズ |
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国籍 | アルゼンチン |
ポジション | PG SG |
生年月日 | 1977年7月28日 |
出生地 | アルゼンチン |
出身校・出身チーム | ヴィルトゥス・ボローニャ |
身長・体重 | 198cm 95kg |
ドラフト | 1999年 57位 |
契約 | 17年完 570万ドル |
代表歴 | 98.02.06WC 04.08.12五輪 |
ブランド | ナイキ |
2012~13 | 2013~14 | 2014~15 | |
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得点 | 11.8 | 12.3 | 10.5 |
アシスト | 4.6 | 4.3 | 4.2 |
リバウンド | 3.4 | 3 | 3 |
∇プレイスタイル
運動能力は標準的で、身長も198cmと決して高くないジノビリの最大の武器は、抜群の安定感を誇るドリブルペネトレイトである。
普通の選手とは違うジグザグした動きで、ジノビリ・ステップあるいはユーロ・ステップと呼ばれるジノビリ独特の変幻自在で、予測不能なドライブにディフェンスは翻弄され、ゴールを許すか、ファールを犯してしまう。
体の使い方が上手くボディバランスにも優れ、特にドリブルからシュートに移行するモーションで、まるでフットボールのようにボールを抱え込み保持することで、スティールされにくくしている。
必要に応じてペネトレイトからダンクに持ち込む事もあり、地味なプレーの多いスパーズでは異彩を放つ。
一般的に守り辛いとされる左利きの上、アウトサイドシュートも非常に正確で、少しでも離すと高確率で3ポイントを決められてしまうため、ディフェンダーとしては何をしでかすか分からず、非常に守りにくい。
さらにシュートフェイクも上手く、持ち前の老獪さでファウルを誘うテクニックも持つ。変幻自在のパスも操り、あらゆる場面から的確なアシストができる。フリースローの名手でもあり、ファウルゲームでは必ずジノビリがボールを受ける。
多くの大試合を経験しているため、戦術理解度が高くメンタルも強い。
アルゼンチンの英雄でありながらシックスマンの役割もチームの勝利のために引き受けるなどジノビリの能力がスパーズの強さの大きな一因として高く評価されている。
NBAプレーオフでの成績もジノビリの勝負強さを象徴するもので、2000得点、600リバウンド、500アシスト、200スティールを、すべてで上回っており、この記録を持っているのは、ラリー・バード、コービー・ブライアント、クライド・ドレクスラー、ジュリアス・アービング、デニス・ジョンソン、マジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダン、ジェイソン・キッド、カール・マローン、スコッティ・ピッペン、ジョン・ストックトン、マヌ・ジノビリの12人しかいない。
∇スパーズの選手